【ピラティスBodymake Lab ichi名古屋高岳】ピラティスで痩せる?

目次

はじめに

ダイエットをしている方なら、ピラティスでどの程度のカロリーが消費されるのか気になるのではないでしょうか。消費カロリーがわかれば、エクササイズの頻度や時間の計画を立てやすくなります。

本記事では、ピラティスの消費カロリーを紹介します。また、ピラティスでダイエットを実現するコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

消費カロリー

・ピラティス

ピラティスの運動強度は3.0メッツです。メッツとは安静時を1としたときの運動強度のことで、3.0なら安静時の3倍の運動強度だといえます。

エネルギー消費量(kcal)は、メッツ×時間(h)×体重(kg)で推定できます。例えば、体重 50kgの方がピラティスを1時間する場合なら、消費カロリーは3.0メッツ×1時間×50kg=150kcalです。同じ方がピラティスを30分(0.5時間)するなら、消費カロリーは3.0メッツ×0.5時間×50kg=75kcalと推定できます。

・マシンピラティス

マシンピラティスの消費カロリーも、運動強度と時間、体重によって変わります。

運動強度を上げれば、同じ時間でも通常のピラティス(マットピラティス)よりも消費カロリーを増やすことは可能です。しかし、マシンピラティスには自重による負荷を減らすエクササイズもあり、マットピラティスよりも運動強度が下がることもあります。

・ヨガの消費カロリー

ヨガはピラティスよりも運動強度が低く、2.5メッツほどとされています。体重50kgの方がヨガを1時間する場合なら、消費カロリーは2.5メッツ×1時間×50kg=125kcalと推定できます。

ただし、ヨガの中でもダイナミックなポーズを取り入れた運動量が多いパワーヨガは、運動強度が高く、4.0メッツ程度です。体重50kgの方が1時間実施すれば、消費カロリーは4.0メッツ×1時間×50kg=200kcalと推定できます。

ピラティスは痩せるエクササイズ?

痩せやすいエクササイズかどうかは、運動強度で判断できます。運動強度が高いエクササイズなら、時間あたりの消費カロリーが多いため、短い時間でも効率よくカロリーを消費できます。

ピラティスは、運動強度が特別高いエクササイズではありません。3.0メッツは普通の速さでの歩行やボウリング、太極拳と同程度の運動強度です。そのため、ピラティスを時折実施するだけでは、痩せるのは難しいといえるでしょう。

ピラティスで痩せるには

・有酸素運動と組み合わせる

ランニングやサイクリング、水泳などの長時間継続して実施する有酸素運動と組み合わせると、心肺機能が向上し、消費カロリーが増えやすくなります。ピラティスだけでなく、有酸素運動も習慣化してはいかがでしょうか。

有酸素運動とピラティスの両方を実施するときは、先に有酸素運動に取り組むことをおすすめします。有酸素運動を実施してからピラティスに取り組むと、身体が温まっているため、筋肉が効率よく動きやすくなります。

・摂取カロリーを減らす

消費カロリーを増やしても、その分、摂取カロリーが増えてしまうと、体重は減りにくくなります。ダイエットをするなら、消費カロリーを増やしつつ、摂取カロリーを減らすようにしましょう。

例えば、お菓子を減らす、コーヒーに入れる砂糖やミルクの量を減らす、ご飯の量を少し減らすことなどでも摂取カロリーを減らせます。ただし、過度に摂取カロリーを減らすと、代謝が落ちてかえって体重が減りにくくなることがあるため注意が必要です。

また、栄養バランスに注目することも大切です。食事制限をしているときでもバラエティ豊かな食材を使い、ビタミンやミネラル、タンパク質などの必要な栄養素をしっかりと摂取するようにしましょう。

・筋トレと組み合わせる

ピラティスと筋トレを組み合わせることもおすすめです。筋トレで筋肉が増えて代謝が上がれば、効率よくカロリーを消費できる可能性があります。

また、筋トレをするときは、大きな筋肉に注目して鍛えましょう。例えば、太もも前部の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や裏側のハムストリングス、肩周りの三角筋、お尻の大臀筋(だいでんきん)などは大きな筋肉です。意識して鍛えることで、脂肪が燃焼しやすい身体を目指せます。

ピラティスを続けてみよう

ピラティスは運動強度が高くないからこそ、続けやすいエクササイズです。筋トレや有酸素運動を組み合わせたり、胸式呼吸を実施したりといった消費カロリーを増やすコツも実践しつつ、健康習慣としてもピラティスを続けてみてはいかがでしょうか。

ピラティスを実施するなら、理想の姿勢とポーズを理解しておくことが必要です。インストラクターのサポートを得て、ピラティスのやり方について習得しておきましょう。

目次