余計なこと考えすぎてない?ダイエットの基礎知識

目次

はじめに

最近は、様々なダイエット法が流行っては消えを繰り返しており、はじめてダイエットをする方にとっては何を信じてやればいいのか分からなくなると思います。

また、これを食べたら痩せるや、これは抜いた方がいいなど小手先の事ばかり考え、ダイエットの本質を見失っている方を多く見かけます。

今回はダイエットの基礎知識を紹介します。

カロリー収支

カラダは食べたものでつくられます。
ダイエットを成功させるために避けて通れないのが、食事制限です。

・太るには  ⇒ 摂取カロリー>消費カロリー
・痩せるには ⇒ 摂取カロリー<消費カロリー
というのが大原則であり、カロリー収支をマイナスにするというのがダイエットをするうえでの大原則となります。

言って終えば、この大原則を守ればどのような食事をしても体重は減ります。

しかし、急激な食事制限を行うと、日常生活に影響を及ぼす危険性があることはもちろん、筋肉が減って基礎代謝が落ち、リバウンドを誘発させてしまいます。
次のポイントを抑えて、カロリー収支をマイナスにしていきましょう。

・消費カロリーを増やす
運動量を増やすことは大前提、筋肉をつけて代謝を高めたり、高タンパクな食事をしたりすることで、消費するカロリーを増やすことができます。

・徐々に摂取カロリーを減らす
前述のとおり、急激な食事制限は悪影響が大きいので、まずは普段の食事から10~20%のカロリーを抑える程度にし、徐々に摂取カロリーを減らしていきましょう。

運動で消費カロリーを増やす

食事のみでカロリーを抑えようとするとどうしても少ない食事になってしまい、満足感が得られません。

やはり、たくさん食べたいと言う思いがみなさんあると思います。しっかり食べてしっかり動くことが人間にとって1番健康的であることは間違いありません。

たくさん食べたら動くって言うのを習慣づけましょう!

有酸素運動をする

メリットとしては、比較的カンタンで、誰にでもすぐに実践できる点にあります。
デメリットとしては、効果を引き出すために長い時間をかける必要がある点です。
これがツラく、ダイエットが続かない原因の一つだと思います。

筋肉をつける

筋力トレーニングをすると消費カロリーは大きいと言われています。特に下半身の筋肉、つまり大きい筋肉を動かすと消費カロリーは大きくなります。

また、筋トレはアフターバーンと言って、運動し終わって数時間は脂肪が燃え続けると言ったメリットもあります。

なので有酸素運動と違い短時間で終わり、終わった後も脂肪燃焼し続けるため続けやすいです。

炭水化物、脂質、タンパク質をしっかりとる

ダイエットにおいて、炭水化物抜きや、脂質カットと言ったことを行っている人はいないですか?

この3つは三大栄養素と言って、生命維持にとって欠かすことのできない栄養素となるため極端に減らすことは厳禁です。

では、痩せるためにはどうすればいいのか。

それはバランスです。

総摂取カロリーのうち、炭水化物は5割、タンパク質は3割、脂質は2割と言うバランスで取れば最も良いバランスと言えます。

その中で摂取カロリーを消費カロリーよりも下回れば自然と痩せていきます。

焦らない

急激な減量は間違いなくリバウンドを引き起こします。
筋肉を落とすのはカンタンですが、脂肪はそうカンタンには落ちません。
1週間で2kgの減量に成功したとしましょう。
その半分以上は水分や筋肉が減ったことによるものなのです。


筋肉が減ると基礎代謝が落ちます。
体重が減ったからといって食事を元に戻すと、消費カロリーが落ちてしまっているので、前よりも太ります。
かといって、食事制限をそのまま一生続けられますか?ムリですよね?


しっかりとトレーニングをして、筋肉量を維持したままダイエットをしていきましょう。
体重が落ちるペースは遅くなりますが、リバウンドしづらく、しっかりと引き締まったカラダが手に入ります。
目安は1週間に元の体重の1%程度、50kgの方なら0.5kgを目標にしましょう。

まとめ

色々なダイエット法はありますが、まずみなさんが行うことは摂取カロリーを消費カロリーよりも下回らせることです。

余計なことは考えずにこのことだけを頭に入れてダイエットしてください。

もし停滞してしまったらその後に、どんな食材を摂るのか、何を抑えるのかを考えてダイエットしましょう。

また、運動なしでダイエットに成功したとしても一生そのカロリーで過ごすことはきついですよね?

少しでも消費カロリーを増やし、健康的な食事ができるように心がけましょう。

目次