ピラティス×トレーニングで美と健康を!
はじめに
Bodymake Lab ichi泉店では、3月からピラティスマシンを導入しました!
最近よく聞くピラティス。
ピラティスとは何なのか、どんな効果が期待されるのかを解説していきます!
ピラティスとは

ピラティスとは、1883年にドイツで生まれたJoseph Hubertus Pilates(ジョセフ・ハベルタス・ピラティス)氏によって考案されたエクササイズです。自身が様々な病気を持病としてもっており、その病弱な身体を克服するために様々なスポーツや治療法を研究し、それらの組み合わせたものがピラティスの原形だと言われています。
そこから第一次世界大戦中にドイツ軍の従軍看護師となったピラティス氏が、戦争で傷を負った兵士のリハビリに使用し、そのエクササイズを発展させていきました。
ピラティスは身体の柔軟性を高め、強化し、バランスを整えるためのメソッドです。
ピラティスの効果

ピラティスでは、背骨や肩甲骨、骨盤、股関節などを意識しながら正しく動かしたり、深い呼吸を行うことで、以下のような効果が期待できます。
・姿勢改善
・免疫力の向上
・インナーマッスルの強化
・ストレス解消
・睡眠の質の向上
・ダイエット効果
・集中力アップ
・更年期症状の緩和 など
インナーマッスルを鍛えることで姿勢改善やダイエット効果なども得られ、ぽっこりお腹の解消効果も。50代女性が気になり始める更年期のさまざまな不調の緩和効果も期待でき、その他にも多くのうれしい効果があります。
ピラティス×筋トレの効果

ピラティスは、柔軟性や姿勢を改善し、筋肉のバランスを整える効果があります。一方、筋トレは筋力や筋持久力を向上させる効果があります。これらを併用することで、互いに足りない要素を補い合い、全体的なパフォーマンスを向上させることができるでしょう。併用の具体的なメリットとしては、以下があげられます。
姿勢の改善: ピラティスは姿勢を正す効果があるため、筋トレにおいても正しいフォームで行うことができます。
筋肉の柔軟性: ピラティスによるストレッチは、筋肉の柔軟性を向上させ、筋トレにおける怪我のリスクを減らします。
筋力と筋持久力の向上: 筋トレによる筋力や筋持久力の向上は、ピラティスのパフォーマンスを高めます。
体幹の強化: ピラティスと筋トレの組み合わせは、体幹の筋力を高め、安定した動作が可能になります。
ピラティスとヨガの違い

ピラティスとヨガはよく混同されがちですが、起源や目的の違い、効果の違い、行うタイミングの違いなど、具体的に異なるポイントがあります。それぞれの詳細について解説していきます。
・目的の違い
ピラティスは、もともと病弱だったピラティス氏が、自身の健康と負傷した兵士たちの身体機能と心身のバランスを向上させる目的で考案したメソッドです。
ピラティス氏は、患者がベッドで寝たきりの状態でも体の機能を取り戻せるよう、リハビリ指導を重ねながら、ピラティスの原型となるメソッドを考案しました。やがて彼のメソッドが、身体機能の強化や心身のバランスに効果があると話題になり、世界に広まったとされています。
ピラティスがヨーロッパで考案された比較的新しいメソッドであるのに対し、ヨガの発祥地はインドで、数千年にわたる古い歴史を持ちます。ヨガの原型は紀元前3世紀には形作られていたとのことで、もともと修行のための瞑想を目的とした取り組みでした。このように、ピラティスとヨガには歴史・目的ともに大きな違いがあることが分かります。
・効果の違い
ピラティスの目的は、姿勢や身体機能の改善です。一方、ヨガの目的は、身体機能よりも精神面での安定、心身を内面から整えることを重視しています。そのため、得られる効果の違いから、取り組みの仕方にも違いが出てきます。
ピラティスでは、日常生活で使っている胸式呼吸を使い、息を吸って胸を膨らませる・息を吐いて胸をへこませる動作の繰り返しにより、交感神経を刺激します。交感神経が優位になることで心身が活性化されるだけでなく、インナーマッスルが鍛えられ、姿勢や身体機能の改善が期待できます。
一方、ヨガは腹式呼吸を基本としています。腹式呼吸では腹部を膨らませる・へこませる動作の繰り返しにより胸郭を広げます。腹式呼吸によって副交感系神経を刺激することで、リラックス効果が得られ、精神的な安定につながるでしょう。
実践方法の違い・タイミングの違い
ピラティスを行うタイミングは、昼から夕方にかけての時間帯が適しているのに対し、ヨガは就寝前に行うのが理想です。
ピラティスでは胸式呼吸を使用するため、交感神経が活性化されます。交感神経が活性化されると筋肉が刺激され、心身も活性化されて体を動かしやすくなります。そのためお昼や夕方といった活動的な時間帯に行うのが最も効果的です。夕方以降にピラティスを行うと、交感神経が活性化されて睡眠が妨げられるため避けた方がいいでしょう。
対するヨガは、夜寝る前に行うのが理想的です。ヨガの腹式呼吸により副交感神経が刺激され、筋肉の緊張を軽減します。
まとめ
ピラティスは様々な効果があります。
また、筋トレと併用することでお互いのメリットを最大限に生かすことができ、理想の身体を効率よく近づけることができます。
泉店では、ピラティス×トレーニングを強みとして行ってます!
ピラティスが気になっている方や、トレーニングしても身体に違和感などある方は一度ピラティスをやってみましょう!