ダイエット中の停滞期。停滞期の乗り越え方!!
はじめに
ダイエットをしていると必ず訪れると言っても過言ではない『停滞期』について解説します!
「これまで順調に体重が落ちていたのに急に体重の減少が止まり、なかなか落ちなくなってしまった・・・」
ダイエット経験者は、みなさん上記のような状況になったことがありますよね・・・
このようなダイエット停滞期に入ると何をどうすればいいのか悩みます。
これからダイエットを始める人、過去にダイエットで停滞期に悩んでいた人向けに、ダイエット停滞期の原因、その乗り越え方を解説しますので最後まで目を通してみてください。
停滞期の原因
なぜダイエットの停滞期は起きてしまうのでしょうか?
それは人間の身体の機能に原因があります。
ここでは、ダイエットの停滞期が訪れてしまう原因を紹介していきます。
・ホメオスタシス(恒常性)の影響
ホメオスタシス(恒常性)とは何かというと、気温の変化やホルモンバランスの乱れなど外的な要因が起きた際に働く防衛本能の事です。
例えば暑い時に汗をかいたり、寒い時に体が震えるのは、このホメオスタシスが体温を一定に保とうとしているからです。
ダイエットでいえば急激に体重が減り身体から栄養素が無くなり飢餓状態になったと判断して、少ないエネルギーでも身体を動かせる省エネモードに切り替わります。
代謝が下がった状態になる為、体重も減りづらくなりダイエット中の停滞期になるのです。
・女性は生理前〜生理中も停滞の原因に
美人ホルモンともいわれるエストロゲンは月経後に増加、女性らしい肌や髪を作ります。
このエストロゲン分泌の時期がダイエットに適した時期になります。
反対に、生理前に増加するホルモンがプロゲステロン。
妊娠に関わるホルモンで、身体が水分や栄養をため込みやすくなるため、身体がむくんだり、体重が減りにくくなったりすると言われています。
生理前〜生理中にかけては、ダイエット停滞期が起こりやすいですし、諦めて食べてしまいリバウンドしやすいと言えます。
停滞期が続く期間
停滞期の期間ですが、おおむね2週間から1ヵ月続きます。
しかし個人差が大きく、長い人では2ヵ月もの間、停滞期に悩まされることもあるようです。
停滞期は永遠に続くわけではありません。必ず停滞期は終わりが来るので、決してダイエットを諦めないでください。
停滞期の乗り越え方
ダイエットを成功させるには停滞期と向き合い原因を知り、乗り越えていかなければなりません。
ここからは、停滞期の脱出方法をいくつかご紹介していきたいと思います。
・チートデイを設ける
チートデイとは「Cheat=だます・ズルをする・反則をする」という言葉からきています。
チートデイはずっとやってきた食事制限を無くして好きなものを食べていい日という事です。
ただ、そんな日を設けてしまうと今まで頑張って落として来た体重が元に戻ってしまうと心配になる方がいると思います。
しかし、チートデイを設ける事がダイエット停滞期を打破するきっかけになります。
・運動の見直し
ダイエット停滞期に入ったのなら、これまで取り組んできたトレーニングの内容を少し変更する事も1つの手段だと思います。
これまでウエイトトレーニングしかやって来なかったのであれば、有酸素運動を設けて更に消費カロリーを増やすやり方です。
有酸素運動は主なエネルギー源として脂肪の利用比率が大きいのが特徴で、脂肪燃焼・ダイエットを目的とするときの運動は有酸素運動を取り入れることが必要です。
有酸素運動による脂肪燃焼に適した心拍数は最大心拍数の65%くらいだと言われています。
計算式は以下の通りです。
最大心拍数=220-年齢
例えば年齢30歳の場合
(220-30)×0.65=123.5
適した心拍数の目安は123回となります。
ダイエット停滞期に入ったら無理のない範囲でいつもと違う運動を取り入れてみてください。
ダイエット中にやってはいけないこと
ダイエット停滞期に入ってしまった時に「どうすればいいのだろう?」と悩む方は多いでしょう。
前項で停滞期の乗り越える方法を解説しました。
ここでは、停滞期を乗り越えるための方法でよくある間違いを解説します。
実際に今ままでの停滞期でやってしまっていた人もいるの思うのでしっかり確認してください。
・極端に食事量を減らしてしまう
ダイエット停滞期中に更に食事量を減らしてしまう事はNGです!
身体の飢餓状態が更に進んでしまい栄養が足りず、筋肉も減っていき代謝がどんどん落ちて太りやすく痩せにくい身体になってしまうからです。
食事量は減らす必要もなく栄養バランスを気をつけて今まで通りに食事をしましょう。
実際に筆者の周りでも停滞期に摂取カロリーを極端に減らしている人が多くいました。
そのような対処方法をしてしまっている方は汗をかきにくくなり、体重もあまり減らないどころか日常生活の中で身体に力が入りにくいような症状まで出現していた人もいます。
適切な食事は継続して、運動量をUPさせて停滞期を乗り越える方法が一番健康的にダイエットを進められると思うので、ぜひ試してみてください。
・チートデイを連日行ってしまう
ダイエット停滞期にチートデイを行う事はいい事ですが、1日にとどまらず3日以上続けて行う方法はあまり良くありません。
あくまで「1日〜2日だけカロリーを増やして脳をだます日」という目的でチートデイを行うのに連日チートをしてしまうことで、単純に摂取カロリーが増えてしまい、余分なカロリー分が脂肪になりやすいです。
今までのダイエットで落としてきた脂肪を余計に増やさないように注意してチートデイを取り入れましょう!
まとめ
何をしても体重が減らなくなる停滞期はダイエットにおいてモチベーションが下がると思います。
ですが、今回ご紹介した方法を実践することで停滞期打破につながるかと思います!
あくまで人間の体には個人差がたくさんあるためまずは基本的なこと徹底して実践する⇨それでも改善しないのであれば、チートデーの日を増やしてみるなど工夫しながらダイエットを実践しましょう!
そしてあくまでもダイエットは無理なく、あくまでも健康的に行って下さいね!